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今回は、契約書の条項記載についてです。
条項とは、契約書のなかで「第1条~」となっているところです。。
【基本的な記載方法】
必ずこうしなければならないというのはないのですが、基本的に「条」「項」「号」と表記します。
具体的には以下のような感じです。
第1条(委託業務内容)
1.甲は乙に以下の業務を委託する。
①ウェブサイト保守
②ウェブサイト運営代行
③問い合わせ対応
このうち、「第1条(委託業務内容)」としているところが条です。この条には条文見出しをつけることが多いです。というのも、ケースバイケースではありますが、契約書で20条ほど記載するというケースも少なくないですので、そういった場合に、契約書を読みやすいものにするために、見出しが付けられることが多いです。
この条文見出しは、その条文の内容を一言で表すような感じが望ましいです。
で、次に「1.甲は乙に以下の業務を委託する。」としているところが「項」です。
その条文のなかで、ずらーっと長文で内容を記載するよりも、ある程度項目立てて記載した方が読みやすくなります。
第1項は省略されて記載されることも多いです。
例:
第1条(契約の目的)
甲は乙に業務を委託する。
2.乙は業務委託の対価を甲に支払う。
といった感じですね。
最後は「号」ですが、「①ウェブサイト保守」としているところが「号」です。
基本的に、ある項のなかで事由や例示を並べるときに使われたりします。
条項を適切に記載し、条項見出しを付することで契約書が第三者からみても読みやすいものになるように、毎回心がけたいところだと思います。
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