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2025/06/15

タレント契約書1(タイトル等)~やる夫で学ぶ契約書の作成

 


今回より、「やる夫で学ぶ契約書の作成」シリーズをやってみたいと思います。
これは、「やる夫」というキャラクターを使用して各個別契約書の作成に関するポイント等を
確認することを目的としています。


 

 



1





さて、本日から「やる夫で学ぶ契約書の作成」スタートだお。
第一回は、確か・・・














第1回は「タレント契約書」ってことでよろしくな。
芸能プロダクションにタレント・モデル等が所属(専属)する際に締結する契約書だ。








2


 


 あれ・・・前の更新では、第1回はタレント契約書ではない別の契約書の予定だったはずだが・・・

これも、過疎ブログ故のフットワークというものか。











 



まあ、そういうことだ。

今回の契約シチュエーションは次のとおりだ。













【契約の趣旨】
タレントが芸能プロダクションに所属することの契約
(芸能プロダクションが専属してマネジメントを行う)
【契約当事者】
芸能プロダクション社長:やる夫
タレント:やる実
【タレントに関する事項】
年齢:18才
芸能事務所所属歴:なし
契約のきっかけ:月刊デビューを通じたオーディション

3



やる実です。
AKBみたいになりたいです!












 

 


 



             
ということで、このやる実さんがやる夫の運営する芸能プロダクションに所属するというシチュエーションで進めていく。

おれはそうだな・・・契約書作成のアドバイザーみたいな立ち位置でいこうと思う。

それでは、スタート。


 

 





 

 


4

やる夫で学ぶ タレント契約書の作成

  

 

 


5

 

 やらない夫さん。

この前オーディションで見つけた子をですね、うちに所属させようと思うんですけど、今回からきちんと契約書を交わしていこうと思うんですよ。

 










 


なるほど。今までは特に契約を交わしていなかったと。

なぜ今回から契約書を交わしていこうと思ったのですか。









 

 


6


 

 


いやまあ、実は今までも所属している子の親御さんから書面を交わしていないのかと言われていたりはしていたんですけどね・・・

ちょっと、この前他の事務所に所属している子を取られちゃいまして・・・

それで、ちゃんと契約をかっちり交わしておきたいなと思ったのがきっかけですね。 

 







 


左様ですか・・・

学業に専念する等と言って辞めておいて、いつの間にか他の芸能事務所に所属しているみたいなこと結構ありますからね。

ガールズ雑誌をぱらぱらと見ていたら・・・
「ん・・・あれ?この子、うちにいた子じゃね?」
みたいになること、ありますからね。


 

 




 

 


7

 


まさにそんな感じです。

で、契約書なんですけど、よく「タレント契約書」「タレント所属契約書」「専属マネジメント契約書」等と色々とタイトルがあったりするじゃないですか。

私どもの場合、どんなタイトルが良いのでしょうか。







 

 



ちなみに、今回所属する子は、御社が専属的(独占的)に芸能活動に関するマネジメント・管理を行っていくということでよろしいでしょうか。
 

 








 

 


8


 



もちろん!
うちを通さない芸能活動は許しません!




 


 



であれば「専属マネジメント契約書」で良いのではないでしょうか。

まあ、契約書はタイトルよりも実際に書面でどのような内容が書かれているかが重要ですので、タイトルをこうするとこうなるっていうことはありません。

ただ、この類の契約の性質は、タレントが芸能活動に専念できるよう、芸能活動に関するマネジメントを芸能プロダクションにお願いするというようなものになりますので、それが専属的なものであることを表示することと
併せて「専属マネジメント契約書」というタ
イトルになるのが自然ではないかと考えます。

 




 


9

 


なるほど・・・・
契約書のタイトルはさほど重要なものではないと。

まあ、今回は「専属マネジメント契約書」ということで契約書を作成していきたいと思いますお。

書き出しはどんな感じが良いですか?

 

 





 



そうですね・・・・・
書き出し(前文)はシンプルな感じで良いと思うのですよ。

色々と書いても、結局条項で同じようなことを書いていることになる場合が多いので、以下のようなシンプルな書き出しで良いと思います。










 


○○○○(芸名:○○○○。以下、「甲」といいます。)と株式会社○○○○(以下、「乙」といいます。)は、
甲の芸能活動のマネジメントに関して、次のとおり契約(以下、「本契約」といいます。)を
締結します。

 

 

 


10


   

ああ、シンプルな感じでいいですなあ。

こっから先は何を書いていきましょう。 















まず最初は・・・・













第1条(芸能活動の定義)以降編に続く

 


【参考】
専属マネジメント契約書

 

 

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2011/06/11 やる夫で学ぶタレント契約書 Comment(0)

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